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8月 20

起業して思った、創業初期の起業家がとくに必要な3つのこと

こんにちは、AVA Intelligenceのマイクです。

2018年10月に起業し、今月やっと初プロダクト、AVA Travel(アバトラベル)のリリースと資金調達の発表をさせていただきました。

色々ありましたが、ここまで起業&経営を通して感じた、
「創業初期の起業家がとくに必要な3つ」
あくまで私自身の経験から感じたことをまとめてみます。

①チームメンバー

一番必要なのは、やはりチームメンバー、仲間ですね。

どんなに素晴らしいアイディアを持った、優れた起業家であろうと、人一人ではリソースの限界があります。
描いた戦略を実現するためのチームが必要です。

では、どう集めるのか。

AVA Intelligenceの初期メンバーは、
・前職の同期
・大学時代の友人
・地元の幼馴染
・これまで関わった優秀だと思った人
・そしてそのまた友人たち

です。

基本的には、私自身がこれまで関わった友人で優秀かつ野望あるなと感じた人たちを集め、彼らがまた友人を呼んできてくれました。
事業と描いてる未来、そして中短期目標を伝え、週末副業として手伝ってくれとお願いしましたね。

創業初期でお金もない中、ここまで手伝ってくれた仲間たち。
本当にどこでどう繋がるかわからなく、人との出会いは一番大事にするべきだと感じました。

②相談できる先輩起業家や投資家

①に同じ、「人」となりますが、チームメンバーとは違い、会社の外にいて、できれば自身より経験豊富な相談できる人がいるとすごく助かります。
自身がどういった会社をつくっていきたいのか、すでに同じような会社を経営してる先輩起業家や、それらを多くみてきた投資家と繋がっておくことは、大きなアドバンテージになります。

そういった人たちと出会うために、一番早いのはスタートアップ界隈に身を置くこと。
もしくは創業初期の起業家や、これから起業したい人たちが集まる勉強会などへ出向いていくこともいいですね。

③スタートアップファイナンスの知識

会社経営には、お金が必要です。

会社が経営に必要な資金の主な調達方法として
1. 自己資金
2. 外部から調達する

がありますが、2がまた大きく2つに分けられ、
2-1. 銀行などから借りる(融資)
2-2. 投資会社や投資家から出資を受ける(投資)

があります。

そして特に、
「どんな会社を作っていきたいか」
という問いに対し、
「スタートアップ企業」
が回答となる場合、2-2の知識が必要となります。

(一般的な中小企業とスタートアップ企業の違いについてはまた機会があれば詳しく書こうと思いますが、)

簡単に言えば、
スタートアップアップ企業とは、短期間で急成長し、会社の上場や売却をゴールとした企業のことです。

スタートアップは会社のリソース範囲を大きく超えて、急成長を目指します。ゆえに創業間もない、まだ売上が立っていない状況でも外部から大きく資金を調達する必要があったりします。

この資金調達に、
2-2の知識、会社の株式を外の会社や人に渡すなどといった仕組みがあります。

スタートアップを経営したいのであれば、この知識は絶対に必要です。というか知らないと、とんでもないことになる可能性があります。

知識をつけるために最低限、下記の本は読んでおくべきかと思います。
起業のファイナンス ベンチャーにとって一番大切なこと

あとはこの仕組みや事例などを教えてくれる勉強会があったりするので、足を運ぶと同時に、②のコネクションを作っておくといいですね。

個人的に参加して良かったなと思うのは、
・Coral Capitalさん
・KVPさん

主催の勉強会がすごく参考になり、繋がりもできました。

他にも様々なVentureCapitalさんがこのような勉強会をしているので、FacebookやTwitterフォローなどして情報収集できるようにしておくといいと思います。

以上の他にも、
・戦略の描き方
・事業内容の伝え方
・人の口説き方
・プログラミングスキル(IT企業なら)

などなど、

あれば良いスキルは山ほどありますが、私が起業して、とくに必要だと感じたのは上に書いた

①「ヒト」、②「ヒト」、③「カネ」
です。

起業家は、描いている戦略や未来を実現するために、いかに必要なリソース(ヒトやカネ)を集めてくるか。
これがものすごく大事だなと、私は感じました。

これから起業したいと思ってる方々に少しでも参考になれば嬉しいです。